フルタイム共働きの保活:ランクAでも差がつく「点数」の話
半分正解です。フルタイム共働きはたしかに最上位。ただし4月一次では、まわりもほとんど同じ条件です。
だから差がつくのはランクではなく、その先です。どこで差がつくのかを整理します。
まず結論:ランクはA。ただし「Aの中の勝負」になる
横浜市の選考はまずランク(A〜I)で決まります。就労の場合、月20日以上かつ月160時間以上働いていればランクA。週5日×8時間勤務なら、休憩を含む「拘束時間」で数えてよいので、一般的なフルタイムはここに入ります。
夫婦それぞれのランクを判定して、世帯のランクは低い方に合わせられます。ふたりともフルタイムなら世帯ランクA。ここまでは多くの家庭が同じです。
同じAランクの中では「調整指数」で並べられる
同じランクの人同士は、調整指数(こまかい点数)の高い順に並びます。フルタイム共働きで特に関係しやすい項目はこのあたりです。
- きょうだいが利用中の園に申請、または同時に同一園を申請:+4(別の園なら+3)
- 認可外保育施設などへ有償で月64時間以上預けて働いている:+3(くわしくはこちら)
- 単身赴任:+2/月2回以上の夜勤がある:+1
- 65歳未満の親族(祖父母など)に子どもを預けている:−1
- これから新しい仕事に就く予定(内定段階):−2
つまり「A・0点」が標準スタートで、きょうだいや認可外利用があると頭ひとつ抜ける、という構図です。
モデルケースで見る
- ケース1:両親フルタイム・第一子 → ランクA・調整指数0点。もっとも人数が多い層です
- ケース2:両親フルタイム・上の子が在園中の園を申請 → ランクA・+4点。ケース1より優先されます
- ケース3:両親フルタイム・0歳から認可外に月64時間以上有償で預けて復職済み → ランクA・+3点
同じランク・同じ点数で並んだときは、理由の種類 → 小学生以下の子どもの人数が多い世帯 → 所得が低い世帯、の順で決まるルールです。
フルタイム世帯がやっておきたいこと
- 自分の世帯が何点なのか、申請前に把握しておく(下の無料診断で確認できます)
- 「A・0点」なら、人気園だけで希望を固めない。区の空き状況や倍率の調べ方で現実的な併願を組む
- 時短勤務で復帰する予定でも、慌てなくて大丈夫(時短勤務の扱い参照)
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※本記事は横浜市の利用調整基準をもとにした解説(目安)です。基準は改正されることがあります。正式な判定は横浜市が行います。